2020年度 素粒子論研究室 セミナー・文献紹介

埼玉大学 > 理学部 > 物理学科 > 素粒子論研究室 > 2020年度 素粒子論研究室 セミナー・文献紹介


2020年度のセミナー文献紹介 | 2019年度以前のセミナー

セミナー

目次

  1. 2020/11/20「Topological Nambu monopole in two Higgs doublet models 」濱田 佑 氏
  2. 2020/9/25「Lepton flavor violating lepton-nucleon scattering 」山中 真人 氏
  3. 2020/9/9「Models based on extra U(1) gauge symmetry and related phenomenology 」野村 敬明 氏
  4. 2020/6/19「Cosmological Constraint on Dark Photon from $N_{\rm eff}$ 」小林 伸 氏
  5. 2020/7/3「CP-violating Higgs model canceling the electric dipole moment 」久保田 充紀 氏
  6. 2020/6/19「Grand Unification of a simple extension of the Standard Model with Minimal Dark Matter and Color Octet Scalars 」速水 香奈 氏

内容案内

講演ファイルにはアクセス制限があります。

日時
2020/11/20 (金) 16:30 –
場所
理学部1号館4階会議室
講師
濱田 佑 氏 京都大学
題目
Topological Nambu monopole in two Higgs doublet models
概要
2ヒッグス二重項模型(2HDM)は、SMの最も単純なヒッグス拡張模型の1つである。 2HDMには、南部モノポールと呼ばれるソリトン配位が存在する。これは2本のボーテックス・ストリングが取り付けられた磁気単極子であり、そこでは磁場の湧き出しが存在する。このモノポールはヒッグスポテンシャルがある2つの大域的対称性を持っている場合、位相的に安定である。本講演では、2HDMの南部モノポールの性質を議論したあと、その現象論・宇宙論的な応用について議論する。特に、電弱相転移の際に南部モノポールが生成される可能性と、それらがモノポール触媒効果によって電弱バリオン数生成に影響する可能性を議論する。
講演内容
pdfファイル
日時
2020/9/25 (金) 16:30 –
場所
理学部1号館4階会議室
講師
山中 真人 氏 大阪市立大学
題目
Lepton flavor violating lepton-nucleon scattering
概要
異種レプトン間を繋ぐ過程(例:ミューオンが電子と光子に崩壊)は標準模型では禁じられており、発見が未知模型の証拠そのものとなります。こういった過程の1つであるレプトンフレーバーを破るレプトン-核子散乱に注目します。クォーク質量やバリオン数保存と共に断面積を丁寧に定式化し、運動量分布などの測定を通じて何をどこまで検証できるか説明していきます。
講演内容
日時
2020/9/9 (水) 16:30 –
場所
理学部1号館4階会議室
講師
野村 敬明 氏 韓国KIAS→四川大学
題目
Models based on extra U(1) gauge symmetry and related phenomenology
概要
An extra U(1) gauge symmetry is often introduced in describing a new physics around TeV scale for some issues such as stability of dark matter, controlling flavor structure and restricting interactions in neutrino mass models. Such an U(1) gauge symmetry is considered to be spontaneously broken and gives extra neutral massive gauge boson Z’. This Z’ can be either heavier or lighter than electroweak scale depending on interaction strength, and would induce rich phenomenological consequences. In this talk, I first review models with extra U(1) gauge symmetry and show motivation of constructing a model, experimental constraints, and phenomenology in these models. Then I will discuss a recent work regarding extra U(1) symmetry and show their construction as well as phenomenological consequences.
講演内容
pdfファイル
日時
2020/7/10 (金) 16:30 –
場所
理学部1号館4階会議室
講師
小林 伸 氏 東大宇宙線研究所
題目
Cosmological Constraint on Dark Photon from $N_{\rm eff}$
概要
標準模型の最もシンプルな拡張として、新たな U(1) ゲージ対称性を追加する模型が一般的に考えられる。この U(1) 対称性に付随するゲージボゾンはダークフォトンと呼ばれ、標準模型のフォトンと結合するため、様々な現象論的予言を与える。本講演ではニュートリノ脱結合期におけるダークフォトン崩壊の影響と、それに伴う制限について述べる(参考文献:JHEP 04 (2020) 009, arXiv:1912.12152)。
講演内容
pdfファイル
日時
2020/7/3 (金) 16:30 –
場所
zoomによるオンラインセミナー
講師
久保田 充紀 氏 大阪大
題目
CP-violating Higgs model canceling the electric dipole moment
概要
素粒子標準理論の未解決問題の一つである宇宙のバリオン数非対称性は、理論に新たなCPの破れ等の新物理を要求する。CPを破る拡張ヒッグス模型は、それらを満たしバリオン数生成できる良い候補であるが、追加のCPの破れは電気双極子モーメント(EDM)の探索実験から強く制限を受けている。本講演では、一般の Two Higgs Doublet Model(ヒッグス二重項場を2つ含む拡張模型)に注目し、ヒッグスポテンシャルと湯川相互作用のそれぞれから生じるCP位相を考える 。これら位相のEDMへの寄与における相殺を考えることで 、EDM制限に抵触することなくO(1) radのCP位相を獲得できることを示す。またその検証可能性についても議論する。本講演は arXiv:2004.03943 [hep-ph] に基づく。
講演内容
pdfファイル
日時
2020/6/19 (金) 16:30 –
場所
理学部1号館4階会議室
講師
速水 香奈 氏 お茶大
題目
Grand Unification of a simple extension of the Standard Model with Minimal Dark Matter and Color Octet Scalars
概要
Cirelliらが提案したMinimal Dark Matter(MDM)模型は標準模型に$SU(2)_L$多重項を一つ加え、 多重項の中性成分が暗黒物質(DM)を担うよう拡張した模型である。一方、DMの崩壊過程を禁止する機構がないために、DMの安定性が保証されていない。我々はMDM模型をSO(10)大統一理論の枠組みに埋め込むことによりDMが自然に安定になる模型を構築した。本模型について説明し、現象論的制限と予言について議論する。
講演内容
pdfファイル

文献紹介

内容案内

講演ファイルにはアクセス制限があります。

日時
2020年12月18日(金)
場所
理学部1号館4階会議室
講師
柿澤 広明 氏 (埼玉大学理工学研究科)
題目
TBA
日時
2020年11月6日(金)
場所
理学部1号館4階会議室
講師
粕谷 竜太 氏 (埼玉大学理工学研究科)
題目
Cosmology With a Very Light Lμ−Lτ Gauge Bos
日時
2020年10月30日(金)
場所
理学部1号館4階会議室
講師
長谷川 健太 氏 (埼玉大学理工学研究科)
題目
Linearized field equations of gauge fi elds from the entanglement first law
日時
2020年7月31日(金)
場所
理学部1号館4階会議室
講師
廣川 健 氏 (埼玉大学理工学研究科)
題目
Weak Gravity Conjecture in de Sitter space-time