2017年度 素粒子論研究室 セミナー・文献紹介

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セミナー

目次

  1. 2017/07/07「Implications for the Vacuum Magnetic Birefrigence Experiment from the Parity Violating Interactions between Fermionic Dark Matter and Extra U(1) Mediator」山下 公子氏
  2. 2017/06/02「QCD bound-state effect on dark matter relic abundance」Feng Luo氏
  3. 2017/05/12「Electroweak vacuum metastability during/after high-scale inflation」江間 陽平 氏
  4. 2017/04/21「ゲージ/重力対応を用いて構成された非平衡定常系の古典的描像」星野 紘憲 氏

内容案内

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日時
2017年07月07日(金)16:30~ –
場所
理学部1号館5階1534室 (コロキウム室)
講師
山下 公子氏 (お茶の水女子大)
題目
Implications for the Vacuum Magnetic Birefrigence Experiment from the Parity Violating Interactions between Fermionic Dark Matter and Extra U(1) Mediator
概要
随時更新
講演内容
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日時
2017年06月02日(金)16:30~ –
場所
理学部1号館5階1534室 (コロキウム室)
講師
Feng Luo氏 (Kavli IPMU)
題目
QCD bound-state effect on dark matter relic abundance
概要
We study the bound-state effect of exotic massive colored particles on dark matter (DM) relic abundance in scenarios where the massive colored particles coannihilating with a WIMP DM. The bound-state effect increases the effective annihilation cross section through the formation and then decays of QCD bound states, helping to decrease the number of DM particles, when the massive colored particles and the DM share the same discrete symmetry which stabilizes the latter, provided that the conversion rate between the two species is fast enough. We find that the size of the bound-state effect is comparable to the well-known Sommerfeld effect. We apply this effect in the gluino-neutralino and stop-neutralino coannihilation scenarios in supersymmetric models, and we find that the bound-state effect can significantly increase the largest possible DM masses which can give the correct DM relic abundance.
講演内容
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日時
2017年05月12日(金)16:30~ –
場所
理学部1号館5階1534室 (コロキウム室)
講師
江間 陽平 氏 (東京大 本郷)
題目
Electroweak vacuum metastability during/after high-scale inflation
概要
Top quark/Higgs 質量の測定などから、電弱真空が高エネルギー領域で不安定であることが示唆されている。この講演では、電弱真空不安定性と初期宇宙との関連、特にインフレーションとの関連について議論する。インフレーション中の電弱真空の安定性を要求すると、インフレーションのエネルギースケールが低い、またはインフラトンまたは重力とヒッグスの間に結合が存在することが好まれる。特に後者の場合について、インフレーション後にヒッグスが共鳴的に生成される機構を通じて、電弱真空が不安定化する可能性を議論する。
講演内容
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日時
2017年04月21日(金) 16:30~–
場所
理学部1号館5階1534室 (コロキウム室)
講師
星野 紘憲 氏 (中央大)
題目
ゲージ/重力対応を用いて構成された非平衡定常系の古典的描像
概要
非平衡統計物理学では基本原理が知られていないため、一般の非線形・非摂動領域における非平衡定常状態の確率分布を計算する方法は非自明である。ところが、近年、ゲージ/重力対応を用いて、SU(Nc)ゲージ理論の非平衡系を解析する手法が提案されている。例えば、熱浴中の荷電粒子集団が外部電場によって流れる系(導体系)は、高次元ブラックホール時空中に広がるDブレーンの理論として記述される。いっぽう、ゲージ/重力対応ではミクロな物理的描像が不明である。本講演では、導体系に定常電流が流れる状態(非平衡定常状態)のミクロな物理的描像を得るため、古典的な描像を仮定することにより、荷電粒子が受ける摩擦力や速度などの物理量が得られることを説明する。この結果より、たとえば負の微分伝導と呼ばれる現象のミクロな物理描像が得られる。また荷電粒子系のゆらぎが、電流による系の非等方性を反映して、平均速度によって特徴づけられることを示す。
講演内容
pdfファイル

文献紹介

内容案内

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日時
2017年6月30日(金)
場所
理学部1号館5階1534室(コロキウム室)
講師
長谷川 健太氏 (埼玉大学理工学研究科)
題目
Locality of Gravitational Systems from Entanglement of Conformal Field Theories
著者
Jennifer Lin,Matilde Marcolli,Hirosi Ooguri and Bogdan Stoica
論文
PhysRevLett.114.221601