2020年度 素粒子論研究室 セミナー・文献紹介

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セミナー

目次

  1. 2020/6/19「Cosmological Constraint on Dark Photon from $N_{\rm eff}$ 」小林 伸 氏
  2. 2020/7/3「CP-violating Higgs model canceling the electric dipole moment 」久保田 充紀 氏
  3. 2020/6/19「Grand Unification of a simple extension of the Standard Model with Minimal Dark Matter and Color Octet Scalars 」速水 香奈 氏

内容案内

講演ファイルにはアクセス制限があります。

日時
2020/7/10 (金) 16:30 –
場所
理学部1号館4階会議室
講師
小林 伸 氏 東大宇宙線研究所
題目
Cosmological Constraint on Dark Photon from $N_{\rm eff}$
概要
標準模型の最もシンプルな拡張として、新たな U(1) ゲージ対称性を追加する模型が一般的に考えられる。この U(1) 対称性に付随するゲージボゾンはダークフォトンと呼ばれ、標準模型のフォトンと結合するため、様々な現象論的予言を与える。本講演ではニュートリノ脱結合期におけるダークフォトン崩壊の影響と、それに伴う制限について述べる(参考文献:JHEP 04 (2020) 009, arXiv:1912.12152)。
講演内容
pdfファイル
日時
2020/7/3 (金) 16:30 –
場所
zoomによるオンラインセミナー
講師
久保田 充紀 氏 大阪大
題目
CP-violating Higgs model canceling the electric dipole moment
概要
素粒子標準理論の未解決問題の一つである宇宙のバリオン数非対称性は、理論に新たなCPの破れ等の新物理を要求する。CPを破る拡張ヒッグス模型は、それらを満たしバリオン数生成できる良い候補であるが、追加のCPの破れは電気双極子モーメント(EDM)の探索実験から強く制限を受けている。本講演では、一般の Two Higgs Doublet Model(ヒッグス二重項場を2つ含む拡張模型)に注目し、ヒッグスポテンシャルと湯川相互作用のそれぞれから生じるCP位相を考える 。これら位相のEDMへの寄与における相殺を考えることで 、EDM制限に抵触することなくO(1) radのCP位相を獲得できることを示す。またその検証可能性についても議論する。本講演は arXiv:2004.03943 [hep-ph] に基づく。
講演内容
pdfファイル
日時
2020/6/19 (金) 16:30 –
場所
理学部1号館4階会議室
講師
速水 香奈 氏 お茶大
題目
Grand Unification of a simple extension of the Standard Model with Minimal Dark Matter and Color Octet Scalars
概要
Cirelliらが提案したMinimal Dark Matter(MDM)模型は標準模型に$SU(2)_L$多重項を一つ加え、 多重項の中性成分が暗黒物質(DM)を担うよう拡張した模型である。一方、DMの崩壊過程を禁止する機構がないために、DMの安定性が保証されていない。我々はMDM模型をSO(10)大統一理論の枠組みに埋め込むことによりDMが自然に安定になる模型を構築した。本模型について説明し、現象論的制限と予言について議論する。
講演内容
pdfファイル

文献紹介

内容案内

講演ファイルにはアクセス制限があります。

日時
2020年7月31日(金)
場所
理学部1号館4階会議室
講師
廣川 健 氏 (埼玉大学理工学研究科)
題目
TBA